3月18日(月)、JICUFは日本教育パスウェイズ・ネットワーク(JEPN)の運営組織の一つとして、日本の大学や語学学校で学ぶウクライナ及びシリアの学生のためのリユニオンを上智大学で共催しました。受け入れ大学に通う10名の日本人学生を含む約80名の学生が集まり、秋篠宮皇嗣妃殿下が一部視察され、学生と歓談されました。
JICUFは「シリア人学生イニシアチブ」を通して2018年から2022年の間に7名のシリア人学生を、「日本・ウクライナ大学パスウェイズ」を通して2022年に5名のウクライナ人学生をICUに採用しました。さらに、ICU以外の15大学に60名以上のウクライナ人学生を採用しました。この多くの学生が今回のリユニオンに参加しました。
イベントの前半には、学生を15の小グループに分けて、企業8社(Airbnb、ブルームバーグ、電通、Kekst CNC、セールスフォース、SAP、資生堂、サントリー)と上智大学のキャリア・センターの代表と就職について話し合う、90分間の「キャリア・トーク」を実施しました。企業の代表者はそれぞれの会社を紹介すると共に個人的な体験を共有し、その後学生が質問する時間も設けられました。
コーヒーブレークを挟んで、後半はICU卒業生でプロコーチの森川有理氏がファシリテーターとなり、2時間の”Making Friends Across Cultural Borders”と題したワークショップが行われました。学生たちは、日本での友達づくりについて率直な意見や体験を共有し、また今後どのような人との関わり方を目指すかについて話し合いました。
夕方からはレセプションが開催され、企業、政府機関、NPO、教育機関などからさらに70名ほどのゲストが参加しました。このイベントは、学生が互いと交流し、就職について情報収集し、友達との関係について考える貴重な機会となりました。
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